【同人レビュー】「Cordelia エルフの聖女と堕ちる日々」顔面崩壊級のアヘ顔(Aqua-baiser)

「Cordelia エルフの聖女と堕ちる日々」レビュー・感想


Aqua-baiserのオリジナル同人CG「Cordelia エルフの聖女と堕ちる日々」が配信されました。唯一の身寄りであるエルフの聖女様に甘えて、辱めて、卑しめる垂涎な作品。しっかりとしたバックボーンに形作られた世界観、繊細なキャラメイク、丁寧かつ安定した塗り、細やかな表現に彩られた18禁描写等、全体的に”精緻な作品”という印象を受けました。製作期間に費やされた長い歳月と並々ならぬ努力に裏付けされた完成度。紛うことなき魂の作品です。


主人公視点。可愛い絵柄や純愛風味のストーリーとは裏腹にシーンの殆どをハードプレイなギャップを愉しむ構成。それも素晴らしい魅力ですが、何といっても激しい情事の最中に見せる聖女としての印象を根底から覆すような人格崩壊の様相が格別です。それも生半可な崩壊ではなく、女としての尊厳すら振り切ってしまった崩壊っぷりにその筋のマニアな人間にはぶっ刺さり請け合いです。


聖女の口から出た言葉とは思えない淫語満載な言い回し、奇跡の象徴である聖女にあるまじき(快楽に滅法弱い)超淫乱体質、アヘ顔の上を行くキツイ表現(顔面崩壊アヘ)等、エルフの尊厳やら聖女という尊い立場をかなぐり捨てたような淫乱エルフっぷりは素晴らしいの一言で、醍醐味と言っても差し支えない魅力を備えています。それも”豹変”するわけではなく、最初は表情、次に言葉、そして性格、一周回って表情と快楽の度合いに合わせて段階的に深化する崩壊描写が何とも堪りません。

幾ら気取ろうが、取り繕おうが、一度スイッチが入ると歯止めが利かず、厳粛な立ち居振る舞い、端正な顔立ち、気取った口調、聖女たらしめる何もかもを崩壊させて、男の精を欲しさに乱れ狂う高貴なエルフのド直球な淫乱ぶり。格別です。


イメージを根底から覆すような人格崩壊に戦慄を感じる方、アヘ顔、ひょっとこフェラ、腋毛、鼻フック等が苦手な方、聖女の印象を崩したくないノーマルユーザーの方々には「ノーマルver」なる配慮が施されているのでご安心を。ハードプレイの他にも、膝枕、耳かき、添い寝、ピロートークといったイチャラブ要素もあります。二人の微笑ましいやり取りにも必見です。


そもそもクールで澄まし顔がデフォルトの絶世の美女たる聖女様が顔を真っ赤にして恥辱や羞恥に悶えるだけでもグッと来ます。紐下着の装いとガニ股の組み合わせを姿見で見せつける羞恥プレイ、厳格な聖女様の印象と正反対の可愛らしいメイド衣装(ツインテール)や猫のコスプレで奉仕させる恥辱プレイ、アナルセ〇クスが気持ち良すぎて失禁と恥辱や羞恥に関しては事欠かない聖女様です。物足りないと感じることはないでしょう。

「ノーマルver」or「アヘ顔ver」の選択肢がある分、様々な愉しみ方ができるわけですが、読破した身としては「ノーマルver」読破後に「アヘ顔ver」を読むとより愉しめるのでオススメです。


また18禁要素に限らず、一言二言で語り尽くせないストーリーについても少しだけ言及しておきます。

育ての親であり、血の繋がらない姉のような存在であるコーディリアに恋慕の情を抱く主人公。しかしながら彼の想いは受け入れられることなく散ってしまう。けれどもコーディリアはこうも言いました。「だがもしおまえがそれを望むのであれば、私の肉体のみ、おまえに捧げよう」。


(↓ここから私個人の見解↓)



不死の種族であるヒロインにとって定命の一生(主人公)はあまりにも儚く、瞬く間に散ってしまう。愛に身を委ねて”主人公との関係”を受け入れたとしても、愛し合った日々よりも喪失に苛まれる日々の方が圧倒的に長いのは火を見るよりも明らかだ。だからこそ主人公の想いを受け入れない。確かにそれも理由の一つでしょう。

しかし、私という不死の理に縛り付けて、彼が定命の理を捨ててしまうのは、愛する者の死という喪失に苛まれるよりも忍びない。彼には人としての幸せを掴んでほしい。悪魔色(「黒髪に赤眼」)と呼ばれる体質的な迫害を受けた過去があったとしても、忌嫌われようとも、人が人である限り人としての幸せを掴んでほしい。

身寄りのない主人公を親代わりとして育てたという経緯、そして主人公の為に身を捧げた心優しいコーディリアのことです。主人公の幸せを第一に、自分の気持ちは二の次に考えていてもおかしくありません。

一度でもその言葉を口にすれば、彼を縛り付けてしまう。彼を人の世から遠ざけてしまう。だからこそ”好き”と言えない。今は苦しいかもしれないけれど、彼の幸せを想えば些細なこと。だって貴方の幸せは私の幸せなのだから。

誰よりも愛しているのに、その人の幸せを願うからこそ”好き”を受け入れられない。そんなほろ苦いビターな物語と捉えました。

同衾していたはずのコーディリアが朝になるといなくなってしまうのは、彼女にとってそれが男女の一線を超えた行為だからなのかもしれません。何とも切なく、物悲しいですね...。主人公の想いが報われることを心から願っています。

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