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浴衣とレイプとアニキと俺と。完全版 レビュー・感想

 
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kyarun20
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浴衣とレイプとアニキと俺と。完全版浴衣とレイプとアニキと俺と。完全版

中性まふまん♀C95新作のTSF本「浴衣とレイプとアニキと俺と。完全版 」が頒布されました。男の子が女の子になる適性化TSF。アニキと慕っていた中性男子の四音君(♂)が、半信半疑で使ったお薬の力で「四音ちゃん」になってしまう話です。”ずっと側に居た男の子が女の子になって、恋人関係に発展していく純愛ラブストーリー”という王道的で甘ったるい印象を受けますが、タイトルの側にちょこんと添えられた文言「TSっ娘にラブストーリーと喪失感を」がどこか不安な気持ちにさせる。その予感通り”一筋縄ではいかない”作品です。ずっと感想を書こうと思っていた作品ですが、機会を失ってしまい…。完全版頒布に乗じて書かせていただきます。

TS薬について:興奮しない限り女性ホルモンの分泌が抑えられて男に戻るという設定ですが、アニキは一向に男に戻りません。それが示唆することは…。

浴衣とレイプとアニキと俺と。

私がこの本を初めて読んだ時、はっきり言って胸糞悪い展開に(喉に何も通らないほど)モヤモヤさせられました。あらゆる罵詈雑言並べても足りないほど暗い感情が渦巻いた。何を大袈裟な…と思うでしょうか。でもそれだけの力が本作にはありました。(作者様が注意喚起されていたこともありますが、それでも受け入れるには時間を要する展開でした。)

”ずっと側に居た男の子が女の子になって、恋人関係に発展していく純愛ラブストーリー”という約束されたTSロマンス的な展開でありながら、”四音ちゃんに痛い目を見せられた連中の「報復」”によって展開は一変します。

りょうま君の為にと健気にも浴衣姿を披露して愛嬌を帯びた、目に入れても痛くない大切な大切な四音ちゃんが有象無象の胡乱な輩に敗北し、身体を貪られる。無理やり唇を奪われて舌を絡め獲られて、胸を揉みし抱かれて、誰にも許したことのない場所も乱暴に拡張されて。抵抗しようにも女の身体はあまりにも非力で、泣いて許しを乞うても許してもらえず、助けを求めても救いはなく、無慈悲に容赦なく処女を奪われる。男達の性処理道具として甚振られ、これが報いだと言わんばかりに犯されて。りょうま君だけの身体に”一生消えることのない傷”を刻み付けられ、打ち捨てられる。

りょうま君が辿り着いた時にはもう手遅れで、二目とみられない無残な姿を晒していた。仮に間に合ったとしてもは眼前で繰り広げられる凄惨な光景を「取り巻きを蹴散らすほどの力がない」故に、歯を食いしばって見続けることしかできないわけです。

その無慈悲な仕打ちに悶絶させられた。救いの無さに絶望させられた。

だが不思議にも「どうしてこのような酷い仕打ちを…」と疑問に感じたり、「こんな展開を見せつけて、許さない!」と憤慨する…なんてことはありませんでした。

それは偏に「TSっ娘にラブストーリーと喪失感を」という作者の意図に共感を覚えたから。繊細で脆弱な彼女を滅茶苦茶に犯してやりたい、尊厳を踏みにじってやりたい、何色にも染まっていない真っ白で無垢だからこそ穢してやりたい。純愛の王道的展開だからこそ、敢えて対極的な陵辱を織り込んで背徳感を追求したい。そんな破滅的衝動、薄暗い欲求に駆られる気持ちが痛いほど理解出来たから。人によっては「裏切り」とも言える展開ですが、それを描き切った作者の勇気に、挑戦に、何よりも「書きたいから書く」という信念の強さに、心の底から尊敬し、敬意を表します。

陵辱モノとしての結末を迎えた「浴衣とレイプとアニキと俺と。」ですが、純愛ラブストーリー展開を引き下げて帰ってきました。その展開が本当に尊くて。

傷を舐め合い、身体を絡み合う二人はそれぞれの想いの丈を打ち明ける。四音ちゃんは「幼少期の頃、男の子から守ってくれた」りゅうま君にずっと憧れていて、それ以来”アニキと子分”の関係のようにずっと一緒に居た。でも”追いついてしまった”が為に一緒にいる理由がなくなった。それでも一緒にいたい、側に居られる理由が欲しい。そんな折に女体化して「守られる」という”一緒に居る理由”を手に入れて。先ほど記述しましたね?

<TS薬について:興奮しない限り女性ホルモンの分泌が抑えられて男に戻るという設定ですが、アニキは一向に男に戻りません。それが示唆することは…。>

彼女は手に入れたチャンスを失いたくないからこそ、”もう二度と離れたくない”一心で女であろうと、そして可愛くあろうとしたわけです。その答えに至って、四音ちゃんの想いの丈を知って、涙を流さないわけがないでしょうが!どれだけ尊いんですか…。

りょうま君も四音に憧れていて、それ以来”アニキと子分”の関係のようにずっと一緒に居た。いつも守ってくれる四音に負い目を感じてTS薬を使ったわけですが、それも「今までずっと守られてきたけど、今度は自分がアニキを守る」恩返しがしたい気持ちの表れだったように感じます。その意志はずっと貫かれていて、失態を犯してしまったけれども、その悔いを糧にして一生側で守り続けることを誓うわけです。

不器用でなかなか想いを伝えられないけれども、”そばに居たい”と思う気持ちで繋がっているわけで…。なるべくしてなった関係といいますか、絶対に”この二人じゃないといけない”って運命めいたものを感じるわけです。似た者同士の純愛ラブストーリー。随所に鏤められた「尊い」ポイントでお腹いっぱいです…。

最後にアニキの可愛いポイントを列挙して締めくくりたいと思います。
・普段は凛として頼りがいがあるのに滅茶苦茶甘えてくる。甘え上手。
・クールで綺麗でカッコいいのに凄く”ちんまり”(りょうま君と抱き合うシーンから分かる体格差)
・たまに見せる無邪気な笑顔(いつも無表情なので)
・ちょっとしたことで意識してドキドキしてしまう
・りょうま君の為に張り切ってお洒落しちゃう(浴衣姿)
・名前(四音)を呼ばれて感じてしまう敏感さ
・キス一つでふにゃふにゃになってしまう
・イキ声を聞かれたくなくて、イキ顔を見られたくなくて、思わずシーツを被ってしまう仕草(格別でした。)

浴衣とレイプとアニキと俺と。【浴衣とレイプ編】浴衣とレイプとアニキと俺と。【浴衣とレイプ編】主人公「龍馬(りゅうま)」は、最強のアニキこと「四音(しおん)」を誤った気遣いで女体化させてしまう。
しかし男女となった二人の関係はより親密なものに。
そんな中、アニキに報復を目論む不良が現れ、女になり弱体化してしまった四音はなすすべなく…

浴衣とレイプとアニキと俺と。完全版浴衣とレイプとアニキと俺と。完全版失意の龍馬と四音。家族に知られることを恐れた四音は帰宅することを拒む。
向かった先は龍馬の自宅。四音の思わぬ弱さを知った龍馬は、徐々にアニキを女性と認識し…

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