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アネトリトラレ レビュー・感想

2019/07/17
 
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kyarun20
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アクアドロップのオリジナル同人CG「アネトリトラレ」が配信されました。三上ミカ氏と言えば兄妹モノ(実妹)をメインで描かれているライターさんという認識だったので「姉弟NTR」と聞いた瞬間椅子から転げ落ちた。

純愛路線まっしぐらだと思っていたのに、突然の路線変更。三上ミカ氏の暗黒面が垣間見えた気がします。氏の過剰な兄妹愛を描いた純愛モノはもちろん大好きですが、普段の氏から想像もできないような「陵辱やNTR系」負の感情が増幅する凄惨な展開を扱った作品を是非とも読んでみたかった。ミカ氏の暗黒面を希求する邪な心が通じたのか、満を持して「待望のNTR系」が発売されたという事で「これは買わない理由がない」と即座に購入しました。

綺麗で優しくて自慢の姉。辛いとき、悲しいとき、苦しいとき、誰よりも側で支えてくれた優しい姉。

「おねーちゃんにとっては聡が一番かっこいいよ」

よくそう言って励ましてくれた。そんな姉さんに彼氏ができたと知った時も、笑顔で過ごせるならそれでいい、と姉の幸せを心の底から祈れた。何故なら大切な家族で、大好きな姉さんだったからだ。

そんな大好きな姉さんがある日突然、家に彼氏を連れてきた。

序盤から負の感情が際限なく増幅するような憎い…憎い展開。いくら可愛い弟とは言え、倫理的・道徳的に考えて異性の対象には成りえない。創作物の世界なら普遍的ではないが奇異とまではいかない程度にはありふれたジャンルに思えてしまうのは毒され過ぎなのだろうか。でも往々にして「近親相姦」が非倫理的であることは間違いない。本作のお姉ちゃんにも「弟と付き合うのはおかしい」という倫理的観念がある。それが普通であることは重々理解している。

優しくしてくれたのも「家族」だから、親身になってくれたのも「弟」だから。
そこに「男」としての自分は存在しない。それも分かってる。

でも、こんなお姉ちゃんがいたら異性として意識しない方がおかしいと思いませんか?

「好き」という感情に倫理とか道徳とか関係ない。
そう言い切れたら、どれ程の兄妹(姉弟)が報われることか。
倫理や道徳があるからこそ、弟君は姉に彼氏ができた時には身を引いたし、姉の幸せを祈ることもできた。でも心の底では「姉」の部屋に「女」が同居している。

そこから目を背けることで「姉」と「弟」の距離を保っていた。
そんな弟君に無慈悲な現実が降りかかる。

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隣の部屋から「今まで聞いたこともないような姉の声」が聞こえ始める。
自分の知らない姉の一面を知っている彼氏の存在が憎いし、女の部分を自分以外の人間に曝け出している事が何よりもユルセナイ。

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そこで弟君が取った行動は、やはり庇護欲に訴えかける事だった。
自分の身体を犠牲にして性行為を要求する弟の姿ほど醜いものはなかった。
痴態を晒してでも「男」と「女」の関係を迫った弟君の卑劣な手段は許しがたいけど「姉を犯して今までの関係を壊すのが怖い」という弟君の気持ちが痛いほど伝わってきた。女々しい男だからこそ、情に訴えるしかない。姉と関係を持ちたい、でも犯したくない。なんて都合の良い話だろうか。でも、弟君の卑劣な手段を否定できない自分がいる。なぜなら、自分もそうするだろうから。

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そして、弟の自傷行為に責任を感じた姉は一度だけ身体を許すことに…。
姉が自分の指で気持ち良くなっている様子に一喜一憂したり、彼氏用のコンドームが小さすぎて入らない事に優越感を覚えたり、積年の想いが詰まった情交。今まで一度も「異性」として意識された事がない弟の「男の象徴」に善がり狂う姉の姿を見て、自分の事のように嬉しかった。

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そこから弟と姉の歪んだ関係が始まった。
姉は(経済力のない)弟の為にピルを飲み始めるようになったし、弟が身体を求めれば必ず応じるようになった。彼女もまた、情交に耽溺するようになり、自ら進んで快楽を享受するようになった。

「弟に恋愛感情はないけど、こうしてあげて喜んでくれるのは姉として嬉しい。」
「そう、これは大切な弟の為だから、浮気じゃない」

不義行為を正当化しようとする姉もまた醜くて、この二人はどうしようもなく姉弟だった。

そして、最後のシーンで姉の最も淫らな一面を見てしまう。それはデート前に情交に耽る姉弟の会話。

「聡っ 今日は大智と会うからダメだって・・・・!」
「なんで!?これからアイツとセッ〇スするから!?」
「ち・・・違っ・・・もうすぐ大智が迎えに来るの・・・!」

彼氏との情交を否定する姉だが、明らかに嘘を付いている。
この姉は彼氏との情交を愉しみにしている。その嘘に弟君も気付いている。
度重なる行為に否でも気付いてしまう。姉が勝負下着を履いていることに。

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あとがきを読んで戦慄しました。
「タイトル回収できるように、つづきます!!!」

本作のタイトルは、アネトリ「トラレ」

タイトル回収という事はつまり…。
考えるだけでも負の感情が増幅してきた。
苦しい…。でも読みたい。待っている結末が陰惨なモノだとしても、その先を希求してしまう自分がいる。
尊い…。いつもの過剰な兄妹純愛も良いけど、暗黒面を希求する邪な心が寝取られ、陵辱を求めてしまう。綺麗だからこそ汚したい、穢したい。そんな欲望が満たされる作品でした。

次作も楽しみにしてます。

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