【同人レビュー】「君の涙の理由を俺はまだ知らない。」突然の別れ、そして寝取られ(スルメニウム)

「君の涙の理由を俺はまだ知らない。」レビュー・感想

君の涙の理由を俺はまだ知らない。
鈍器で頭を殴る様な衝撃!


スルメニウムのオリジナルコミック「君の涙の理由を俺はまだ知らない。」が配信されました。練習試合を控えレギュラー争いが激化する中、女遊びばかりでサボっているチャラ男に負けたくないと対抗意識を燃やすあまり、練習に打ち込みすぎて彼女の身内に不幸があったことも気付かず、それを好機とばかりにアプローチしてきたチャラ男に寝取られる話。フルカラーコミック形式の95ページ作品です。

やや荒削りで思うところは幾つかありますが、セ〇クスをする為だけに生まれてきたようなスケベ女を生み出す技巧は一級品。またヒロインの言動と行動が見合ってない潜在的スケベなキャラクター性や脱ぎ散らかされた下着や散らばった使用済みコンドームから伝わる余裕のなさ、一目でエロさが分かるインパクトの強いシーン構図などが相俟って実用性に優れた作品となっていました。


レギュラー争いの為、練習に明け暮れること1カ月。見事レギュラーを勝ち取り、この喜びを分かち合いたいと彼女の元に訪れるも、大切な話があると切り出され、突然別れを告げられる主人公。ショックのあまり屋上で黄昏ていたところ、たまたま居合わせた間男が後輩相手に嬉々として語った武勇伝の中で、自身の彼女が寝取られたことを知ります。


所詮レギュラー争いに負けた人間の戯言だと吐き捨てるも妙な焦燥感に駆り立てられ、ヒロインの家に確認しに行くと、玄関には男の靴が...。そこはかとなく聞こえる嬌声に戦慄しながら、音のする部屋に辿り着くと、半開きになったドアの隙間から、間男に後ろから突かれて淫れ喘ぎ、嬉々として受け入れるヒロインの姿を目にしてしまいます。自分の彼女奪い取られた事実をハッキリと認識した主人公は雨降る公園で一人絶叫し(その間も間男とヒロインのセックスは繰り広げられていて)、絶望に打ちひしがれBADENDといった流れです。


主人公とヒロインの馴れ初め(関係性の定着)、間男含めたキャラ性の定着、攻略過程、寝取り後の暴露、情事現場目撃からの本音吐露など、押さえるべき要素がしっかりと取り入れられていて好感がもてました。特に間男のクズ加減が絶妙で良かった。胸糞になりすぎず、程よく胸を痛めつつ抜ける作品になっていました。

物語に関しては、読み手にも悟られないように間男がヒロインにアプローチし始めて寝取るまでの1カ月をスキップし、その間の出来事を後出しすることで衝撃の度合いが倍加していました。何も知らない状態から突然ヒロインに別れを告げられ、寝取られていたことを知る怒涛の展開はなかなかの衝撃モノでした。

また手練手管を自負するだけあって寝取り過程がしっかりとしています(約40ページ)。数々の女を手籠めにしてきた百戦錬磨の経験を活かし、外堀を埋めていき、懐にじわじわと入り込んでいく様がとても良かったです。間男に優しくされるたびにヒロインの中から主人公の存在が徐々に消えていき、その隙間を埋めるように間男の存在で占められていく。そういったヒロインの心の移ろいが如実に感じられ、寝取られ感◎でした。


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