【同人レビュー/ネタバレ】「親友の彼女を寝取る時。~麻里の場合~」間男以外、誰も幸せになれない(南浜屋)

「親友の彼女を寝取る時。~麻里の場合~」レビュー・感想

親友の彼女を寝取る時。~麻里の場合~
ラストの衝撃的展開に驚愕必至
南浜屋のオリジナル同人CG「親友の彼女を寝取る時。~麻里の場合~」が配信されました。南浜屋と言えば美麗な作画が特徴的で、その影にシナリオが隠れているイメージですが、本作も多分に漏れずそのイメージに当てはまる作品です。また同シリーズと比較してかなり異色です。その理由はネタバレに該当するので言えませんが(後述します)、一つだけ言えることは、本作が非常に性質の悪い作品であると言うことです。予想外の展開に「よくもやってくれたな!」「違うそうじゃない!」と裏切りや的外れを批判したくなること請け合いです。ただ「こういう衝撃展開を待っていた!」と目新しい展開を受け入れる気持ちも少しだけ分かります。でもこの結末は擁護できそうにない。

本作の真相を目にした瞬間、きっと心の中で慟哭するでしょう。(色んな意味で)


※ 重度の胸糞展開なので、寝取られ特有の後味の悪い読後感が苦手な方は精神的に苦痛かもしれません。その点は注意。
※特大級のネタバレがあるので注意です。(警告文があるのでそこまでは特大級ネタバレ無)
※記事序盤にシーン描写・プレイ内容の詳細を記載しました。(特大級ネタバレ無)
※基本的にネタバレの閲覧非推奨です。どうしても知りたい方だけお読みください。

シーン描写・プレイ内容


★(着衣)主人公宅で浮気。手マン潮吹き絶頂を皮切りに、強制イラマチオ、正常位中出し。
★(全裸)彼氏とお家デート。正常位中出し、蹲踞フェラ、片腕掴んで寝バック。
★(着衣)映画館でダブルデート中、主人公とヒロインが抜け出してトイレで浮気。フェラチオ、便器に手を突かせて立ちバック、正常位中出し。
★(全裸)主人公宅で浮気。騎乗位中出し。
★(全裸)彼氏とお家デート。胸や乳首を乱暴に弄られながら正常位中出し、デカ尻を掴んでバック、騎乗位中出し。

※主人公の彼女とのシーンは一切ありません。一体何故...。


主人公とは幼馴染で元カノのヒロイン。お互い心から好き合っていて、それこそお似合いのカップルだったのに、周囲の冷やかしに耐え切れず距離を置くうちに自然消滅したという物悲しい背景があります。関係を忘れて新しいスタートを切ろうと、ヒロインは主人公の親友と、主人公は後輩の女の子と恋人関係になるも、まだ未練があるわけです。

本当はよりを戻したい、でもそれはできない。そういったもどかしい関係に我慢出来なくなった主人公が端緒となってヒロインを寝取り、歪んだ関係ではあるが、また手と手を取り合って再スタートを切ろうとする...ここまでは主人公も読者も幸せでした。そう、ヒロインが「本当の快楽」を知らなければ。


【注意】この先、特大級のネタバレです。


本作の鍵となる人物は、主人公の親友でありヒロインの彼氏君。この男、端的に言って女癖の悪いクズ野郎です。ルックスが良いから女には困らない、群がる女をとっかえひっかえしてつまみ食い。女を性処理玩具としか思っていないような男です。勿論、ヒロインのことも一時の戯れ。ただ思いのほか体の相性が良かったから長く続いているだけ。愛のない、身体だけの関係。それだけです。そして何より、主人公よりもセ〇クスが上手い。経験もち〇ぽも主人公より優れた男なわけです。



ここまで言えば分かりますよね。ヒロインを親友の彼氏から取り返す「寝取り」に見えて、実際は男としての格の違いを思い知らされる「寝取られ」です。間男は主人公ではなく、ヒロインの彼氏だったわけです。してやられた。


今まで彼氏ち〇ぽしか知らなかったヒロインは主人公との初セ〇クスで、皮肉にも「本当の快楽」を知ってしまいます。それでも主人公のことは好きだから彼氏を拒もうとするわけですが...。主人公よりも大きいソレを挿入られるだけで簡単に受け入れてしまう。主人公とのセ〇クスよりも乱れ喘ぎ、本能的に精子を欲しがってしまう。主人公への想いがほんの一突きされただけで薄らぐ。相性が遺伝子レベルで抜群なわけです。

取り返したとぬか喜びする主人公(読者)を嘲笑うかのような無慈悲な展開。しかも、ヒロインが本当の快楽を知った後もなお、主人公とのシーンが描かれているわけです。それも読者に敗北感を植え付けるかのように主人公と彼氏のセ〇クスが交互に...。そして彼氏が別の女と連絡を取り合い、浮気の約束を取り付けて終わり。間男以外幸せになれない一人勝ちENDでした。

この作品を読み終えて、こう思うわけです。違うそうじゃない。主題に「寝取り」と銘打つからにはその姿勢を一貫するべきであり、「実は寝取られでした」ではコンセプト詐欺です。またヒロインの「主人公の事は好きだけど、セックスは弘樹の方が気持ちいいから関係は続ける。自分はそれが許される良い女だ」という目も当てられない開き直り、「彼氏がすでにヒロインに飽きていて、他の女に手を出そうとする」締まらない中途半端な終わり方もあって、読後感は最悪でした。※の重度の胸糞はこれを指します。寝取り作品としても、寝取られ作品としても半端な何とも言えない作品でした。

奇を衒った衝撃展開よりも素直な寝取りで気持ち良くなりたかった。ただそれだけなんです。一体何故こうなってしまったのか。作画が秀逸なだけにとても残念です。

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